大人買い - 獣の奏者
前半部二冊を文庫で買いました。やめられなくなって文庫版の出ていない後半部二冊を単行本で買いました。読み終わった今となっては、最初から単行本で揃えておきたい - それだけの価値がある - 本だと思います。
大阪に向かう新幹線の中で完結編を読み終えたのですが、恥ずかしいことに泣いてしまいましたよ。この歳になって。乗客があんまりいなかったので助かりました。物売りのおねえさんは、新幹線の中で目をまっ赤にして泣いているスーツ姿のおじさんを目の当たりにしてびっくりしてしまったかもしれません。
ジャンルとしては児童文学に分類されているようですが、単行本や文庫本が出ているあたり、大人が読んでも楽しめると出版社側は判断しているのでしょう。(十二国記と経緯が似てますね)。ジャンルはどうであれ、この四冊は大人に、それも特に親になった人に読んでほしいと思います。
by melekai | 2009-09-02 22:38 | ライフログ