ハイドランジア

b0071106_1402865.jpg

紫陽花は英語で Hydrangea という。学名そのままの工夫も何もない名前と言ってしまえばそれまでだけれど, Hydr の綴りが何となく水を連想させて紫陽花らしい良い名前だとも言える。

Hydrangea は Hydro + angeion で「水の容器」という意味らしい。これも季節の花 300から。

英語の名前の示す通り,紫陽花は水を好む。鎌倉が紫陽花の名所になったのは,谷戸(やと)と呼ばれる独特の地形が雨水を集め,水が豊富なためらしい。実際鎌倉というところは海から吹く風と谷戸の地形とが組み合わさって,実に湿度と水が豊富だ。おかげで「鎌倉の子供にはぜんそくが多い」という都市伝説(?)がまことしやかにささやかれている。そういえばうちの娘も咳が止まらない...

紫陽花は水と湿度を好む。梅雨どきの日本には実にふさわしい花だ。

ところで,湿度とは無縁のカリフォルニア州はサンフランシスコ・ベイ・エリア。普段出張するとかならず Stanford のショッピングセンターにでかけるのだが,ここには実にたくさんのハイドランジアが花を咲かせている。あのカラっとしたカリフォルニアの青空のしたに満開の紫陽花が咲き乱れているものだから,ちょっとびっくりする光景ではある。湿度の低い場所なだけに,何か特別な秘訣でもあるのだろうか。

by melekai | 2006-06-27 01:50 | 鎌倉・花日記