カクレクマノミは冗談がうまい?

エノスイでカクレクマノミを見かけてふと思い出したことをひとつ。

ファインディング・ニモで、マーリンが「カクレクマノミなのに面白くないヤツ」と非難される場面がいくつかあります。あれ、日本で見ている人はなんで?って思わないんでしょうかね。

カクレクマノミは英語でclown anemonefishです。clownというのは、道化(ピエロ)という意味ですね。ピエロクマノミがマーリンの魚種としての名前。(よくcrown anemonefishと間違って表記しているサイトがありますが、crownだと王冠クマノミになってしまいます。これだとなんだか気高そうですね。)

で、ピエロのくせにおまえはツマラナイ、とマーリンは非難されているわけです。実際、劇中でサメのブルースに披露するマーリンの冗談はとてもツマラナイ。clown anemonefishなんて罪作りな名前をつけたものです、かの地の人も。(ま、日本のカクレクマノミという名前も... イボハタゴイソギンチャクなどカクレクマノミが共生できるイソギンチャクを用意できない水族館では、「カクレクマノミ」が所在なさげに中層に浮かんでいるしかなくなって、「カクレラレナイクマノミ」とか揶揄されるわけなんですが...)

話を戻して、マーリンが「面白くない」と非難される理由は、アクアリストやダイバーなら予想がつく範囲なんですが。

ニモがドロップオフでダイバーにさらわれる直前、船を見て友達と「あれはなに?」と言い合うシーンがあります。そのときにクラゲのこどもが「あれは、おしり!」と言いますね。

船を見てなぜ「おしり」?

船はship。おしりはhip

日本でも江戸っ子はひとしの区別がつかないっていいますが、英語圏だと幼い子供にはshipとhipの区別は難しいんでしょうか。

仕事柄なのでしょうけど... ものごとを普段から斜めに見るのが癖になっているようで、ニモの上記二つのシーンは「はて?」と思ってしまったんですよね。

しかし、こんなこと疑問に思うのは、僕だけ?

というよりも、もう少しディズニーも日本語版で工夫があってもいいんじゃない?

by melekai | 2007-10-30 15:54 |

エノスイ -3-

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写真はエノスイから見た富士山です。この日は台風の接近に伴って、かなりの波が立っていました。浜辺にはサーファーがどっさり。

ところで、静岡県と山梨県で「どちらが富士山の表側か」という熱い論議が昔からあるようですが、神奈川県が表側です...

さて。

毎回水族館に行って思うのは、魚が傷んでいるってことなんですよね。さすがに大人といってもはばかられない年齢になってきたし、なによりエノスイを楽しんでいるので、いまさら水族館の意義について故障を申し立てるような野暮はしません。ダイバーでもなければ魚が泳いでいるところなんて見られませんし、ダイバーでも深海の魚や「あまりあえない魚」を観察するには水族館が必要なんですよね。

しかし、普段元気に泳いでいる魚たちが水槽の中で痛んでいるのを見るのはやっぱり悲しい。痛んでいるのは、やはり回遊魚が多いですね。広い海を泳ぎ回る魚を狭い水槽に入れているのでしょうがないのでしょう。

痛んでいる魚たちが悲しいといいながらエノスイに通う。ご都合主義ですよねぇ、僕も。

by melekai | 2007-10-30 08:41 |

エノスイ -2-

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構図が悪いですが... イルカがどこから飛び出してくるか予想もつかないのでまぁこんなもんということで。この日は前日から打って変わって晴天。で、エノスイのショースタジアムはどういうわけか、ステージと観客席の関係が逆光なのですよ。ステージの後ろに海が見えるのはそれはそれで素敵なんですが、逆光だと見づらい && 撮りづらい。どういう設計をしてんだか...

今回気がついたんですが、イルカのショーにはいくつかのパターンがあります。写真は「不思議な格好をしたお姉さんの歌に合わせてイルカが踊る」というショーですね。前回はお兄さん・お姉さんがでてきてイルカやアシカの説明をしていました。あと何パターンあるんだろう。

休日のエノスイは人手がすごいです。午後になると人が多くて水槽に近づけません。行くなら午前中がお勧め。朝九時から空いてます。

by melekai | 2007-10-29 19:01 |

エノスイ

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エノスイ(新江の島水族館)の年間パスポートをゲット。

通常大人二千円の入場料が,一年間無料に。お値段四千円。年間パスポートがあれば館内のソフトクリームが割引価格で食べられるので,事実上二回行けば元が取れる。

さぁ,毎月行こう!

by melekai | 2007-10-28 17:15 |

Advanced Open Water 講習

PADI の Advanced Open Water の講習をやります。

【追記】下記、締め切りました。

興味のある人は詳細を読む...

by melekai | 2007-10-22 14:03 |

通勤用イヤホン ER6i

Etymotic ResearchのER6iがプラグの根元から断線してしまったので、iPod NanoについてきたApple純正iPodヘッドフォンを引っ張り出して使ってみた。ER6iはサウンドハウス(通称・音屋)で11,800円。かたやiPodヘッドフォンはアップルストアで3,800円。

音像定位、高域の伸び、低域の締り、分解能、音の艶、すべてにおいてER6iが上。低域の量だけはiPodヘッドフォンのほうが多い気がするけれど、楽器がいっせいに鳴り出すとiPodヘッドフォンは低域が消えちゃう。ER6iは全パートがいっせいに鳴ってもバスドラムがきちんと聞える。まぁ、値段が違うものを単純にくらべちゃいけないけれど。

何よりもiPodヘッドフォンがダメだと思ったのは、その遮音性のなさ。静かなところで使うにはiPodヘッドフォンもそんなに悪くはないけれど、電車での一時間をiPodヘッドフォンで過ごそうとは思わない。まったく遮音しないので、電車の騒音に音楽が埋もれる。負けじと音量を上げていたら、いつか耳を傷めそう。

通勤時に音楽を聴くという僕の使い方では、やはりカナル型のイヤホンじゃなければダメらしい。

ということで、先日ER6iが音屋から到着。今回は黒いモデルにした。プラグがL字型になるのが白と黒の違い。L字型のほうが、ケーブルにやさしそう。ケーブルは... やはり細い。

ケーブルの太さ(断線に対する安心感)だけは、iPodヘッドフォンのほうが断然上。

by melekai | 2007-10-20 21:01 | 命の洗濯系

ハイビスカス

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これでハワイイの写真はおしまい。

みてのとおり、ハイビスカスです。ありふれた花ですが、見かけるとつい撮ってしまいます。今回はレッドジンジャーとかプルメリアとか撮りたかったんですけど、都合のいいところに咲いていてくれませんでした。子供優先なので「花を探して放浪する」なんてできませんしね。

今回、ちょっとだけ「おぉっ!」と思ったのは、ハイアットの生垣に夾竹桃(きょうちくとう)が植えられていたことです。夾竹桃とプルメリアは同じ仲間(どちらにも毒があります。触らないように)ですが、夾竹桃をハワイイでみかけたのははじめてじゃないかな。なぜにわざわざ夾竹桃?と思ったしだいです。で、食指が動かなかったのか、気がついたら肝心の夾竹桃を撮ってませんでした... orz...

by melekai | 2007-10-19 11:14 | US Hawaii

ビギナーズラック

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花の写真を撮ってみようと思い始めたのは,ワイキキに咲いていた黄色いハイビスカスを何気なく撮った写真がとても気に入ったからでした。場所はBank of Hawaiiのクヒオ通りに面した生け垣。機材はNikon NewFM2にAi-S 35mm F2.0でしたね。もう八年近く前のことになります。

あれから何度もハイビスカスを撮ってますが,なかなか思うようには撮れません。

ビギナーズラック恐るべし。

さて,今日の写真はHyatt Regency Maui Resort and Spa の庭に咲いていた,ごくごく普通のアカバナー。アカバナーは沖縄での名前です。和名は仏桑華(ぶっそうげ)。ハイビスカスの普通種ですね。沖縄やフィリピンでみかけるものはもう少し花びらが細身なので,もしかしたら写真のものは別種かもしれません。

やはり赤いハイビスカスですが,葉に斑の入るクーペリーという種類があります。ひところよく見かけたのですが,なぜか最近巡り会えません。普通種ではなくクーペリーを撮りたいんですけどねぇ... これも運ですね。

by melekai | 2007-10-18 01:13 | US Hawaii

歪み

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ハワイイ近辺では太平洋プレートは東から西へと移動するので、ハワイイ諸島は東から西へ向かって島の年齢が古くなります。現在のハワイイ島(the Big Island)あたりで海底火山の活動によって島が形成され、プレートの動きに乗って島は西へ移動していきます。なので、ハワイイ島よりはマウイ島、マウイ島よりはオアフ島のほうが、島ができてからの時間が長いんですね。

ハワイイの植生に影響を与えているのは、この「島が生まれてからの時間」と「風」なんだそうです。

ハワイイ諸島では通年、北東から風が吹きます。どの島も中央部に標高の高い山があるので、(ハワイイ島のマウナケア山は標高4205m。環太平洋地域で一番高い)、海の湿気をたっぷりと帯びた風が屏風のようなハワイイ諸島にぶつかり、島の東側にたくさんの雨をもたらします。風は島中央の丘陵地帯を越えるにつれて雨を落として湿気を失い、乾ききって西海岸に吹き付けます。

オアフ島を車で一周するとよくわかりますが、島の東側は湿潤でジャングル、西側は乾燥していてステップ地帯のような景観です。オアフは島が生まれてからの歴史が比較的長いので、島の東側にジャングルが成長するだけの時間があったんですね。オアフ島よりもさらに古いカウアイ島はジュラシックパークの撮影地として有名ですが、映画をみてのとおり、相当なジャングルです。

オアフからマウイへ飛行機で移動すると、眼下にマウイ島北西部を見ることになります。この景色が実に興味深いんですね。紺碧の海の中に浮かぶ茶色の枯れ野原。それがマウイ島北西部です。その荒涼とした景色の中に、パッチワークのように鮮やかな緑色。これがリゾートとゴルフ場です。

マウイ島は、オアフ島やカウアイ島にくらべてまだ『若い』ため、植生が十分に発達していないと聞きます。それなのに...

雨の少ない地域であれだけの緑を維持するためにどれだけの雨水を必要とするのでしょうね。もしその水が農業に使われたなら、どれだけ地域の地元経済が潤い、野菜などの供給状況が改善するでしょうね。ホテルやゴルフ場に水を集めて人を呼んでも、そこに落とされるお金は米国本土の企業が持っていってしまいます。本来地域の住民に使われるべき貴重な水が、観光客向けのホテルの庭や、ゴルフ場の維持のためにどれほど浪費されているのだろうかと、眼下に拡がるマウイ島を眺めながら思わずにはいられません。

マウイ島観光をたっぷり楽しんでおいて(プールまで堪能しておいて)なにを書いているんだって感じですが... たぶん、池澤夏樹著『ハワイイ紀行』読みすぎなんでしょう。

ということで、お勧めの本。

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ハワイイ紀行、池澤夏樹著
新潮社
ISBN-10: 4103753048
ISBN-13: 978-4103753049

by melekai | 2007-10-17 10:45 | US Hawaii

Hyatt Regency Maui Resort & Spa

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かつてのハワイイの首都だったラハイナ(Lahaina)の北側にあるリゾート地、カアナパリ(Kaanapari)。ここにウェスティン(Westin)やらマリオット(Mariot)やらの米国資本系ホテルがずらりと並びます。一番南側、つまりは端っこにあるのがハイアット・リージェンシー・マウイ・リゾート・アンド・スパ(Hyatt Regency Maui Resort & Spa)。今回はここに四泊しました。

すごくざっくりとホテルの観想を書くと、子供用のプールが充実していることを除けば、いたって普通のリゾートホテル。

Swan というレストランが入っています。ここは料理が評判だそうです。表彰されたこともあるのだとか。雰囲気は抜群で、滝のある池に面していて、夜になるとテーブルごとにキャンドルが灯されます。つまりは子連れじゃとてもいけない店だってことですね。日本人は子供をこういう「大人の場所」に連れて行くことに頓着しませんが、アメリカではベビーシッターに預けて大人だけで行くのが礼儀なのですよ。たぶん。

ベビーシッターを頼んでまで夫婦二人で食事を楽しみたくない我が家は、そうそうにSwanでのディナーは諦め、朝食のバイキングに参加しました。味は... 普通。普通ですよ、普通。ここ、なんでそんなに評判なの?やっぱりディナーじゃないと堪能できないのかしらん。

ハイアットのよかったところは、やっぱり子供用のプールですね。深度の違うプールがいくつか用意されており、腰の据わったばかりの赤ちゃんから幼児まで楽しめます。水の流れる滑り台(ウォータースライダーっていうんですか、ああいうの)があったり、プールを泳いで向こう岸に渡ると小山になっていて、その小山を上るとつり橋があり、プールを渡れるようになっていたりします。

さて、今回ハイアットでものすごくがっかりしたことは、ビーチの悪さ。一応ビーチに面してはいますが、このビーチは子供が遊ぶのにまったく適していません。砂浜に石つぶてがごろごろしていますし、水面下はリーフです。僕、知らずに裸足で海に入って、足を切りました。もう少し北側のホエーラーズ・ビレッジ(Whaler's Village)というショッピングセンターや、ウェスティンのあたりの砂浜はとてもきれいだったので、余計に残念でしたね。砂を入れるくらいすればいいのに。

ともあれ、子供にとっては毎日プールで楽しく遊べる、天国のような場所だったに違いありません。子供が楽しければそれでよし、ということで。

by melekai | 2007-10-16 10:48 | US Hawaii