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ハエの飛行速度を計測せよ

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少し前に,「オーストラリアの孤島で半年間にわたり毎週ブログをアップしてくれたら,報酬として900万円」という仕事が話題になっていました。僕は写真を撮るし,南の島が好きだし,ブログもなんとなーく書けているつもりだし,海が好きだし,英語もなんとかなるだろうと思うのですよ。もしかしてバッチグー(死語?)な人材なんじゃないかと思い,募集を... しようかとかみさんに相談したら,「そんな人材,山ほどいるわよ」。

あえなく撃沈でした。

雑誌かテレビか忘れましたが,日産のゴーンさんの「すこしゆっくりしたいと思うなら,日産をやめることをおすすめする。そうすればゆっくりできるだろう」という言葉を紹介していました。

そうですね。働いている限り,ゆっくりはできないですね。都合良く南の島にドロップアウトなんて考えてちゃダメですね。肝に銘じます。

さて。

今日の写真は梅です。
季節はあっと言う間にすぎていきますね。
英語で言うと Time flies. ハエの飛行速度を計測せよ,ですね。

by melekai | 2009-01-29 01:16 | 鎌倉・花日記

あなたの人生の物語

あなたの人生の物語 (ハヤカワ文庫SF)

テッド チャン / 早川書房


短編集です。

別の「SF傑作選」に収録されていた「バビロンの塔」を読んだときに,あんまりピンとこなかったんですね。テッド・チャン。「バビロンの塔」はこの短編集にも収録されています。発表している作品は多くはありません。ただ,寡作ながらも発表する作品(すべて短編)が軒並み賞を取るほどのクオリティという,少々珍しい作家さんですね。

感想は,『なんでもっと早く読まなかったんだろう』。

僕は大学では自然言語を専攻してましたが,あの頃にこの物語を読んでいたらさぞかしはまっただろうなぁ,と思います。新たに習得した言語によって新たな認識を獲得していく,というのが物語のテーマです。

未来の物語と現在の物語が並行して語られていくのですが,未来の物語は時間軸が未来から過去へと推移します。現在の物語は過去から未来へと推移します。そして,物語の最後で,みごとにふたつの物語がひとつになるんですね。

最後の一行がうまい作家というのはなかなかいないんですが,「あなたの人生の物語」は,最後が本当にいいです。印象的で,美しいです。

テッド・チャンが書くものはジャンルとしてはサイエンス・フィクションですが,いわゆるスペースオペラものとは無縁で,宇宙船でどんぱちはありません。宇宙人が出てきても,語られるのはもっぱら人の認識や思考とは何か,ですね。サイエンス・フィクションの舞台装置を利用して,通常ではあり得ない状況を現出させ,その中で人間そのものを語る,そんな作風が多いです。

勧善懲悪なスペースオペラではないので難しい部分もありますが,大人が愉しむサイエンス・フィクションとしてはおすすめ。

by melekai | 2009-01-28 05:36 | ライフログ

蜻蛉

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日曜日に長女と二人で瑞泉寺までぶらぶら散歩に出かけたときに見かけた看板です。

紅葉が谷(もみじがやつ)にこんなカフェができてたよとかみさんに報告したら,「それ,昔からあるよ」と言われました。どこに行けばどの花が撮れるかなんとなくわかっているつもりですが,ことカフェやパティスリーになると,かみさんにはとうてい敵いません。

仕事の資料作成に追われています。昔はとんぼを追っていたんですが,いまでは締め切りに追われてます。昨晩も家に帰ったのに,リビングで徹夜仕事。そのまま始発で出勤。きっと,家族には「とうちゃん,昨日は帰らなかった」とか思われているに違いない。

by melekai | 2009-01-27 08:55 | 鎌倉・街日記

梅が咲き始め...。

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スライサーで指を切ってしまいました。

千切り用のスライサーなので、指先から付け根に向かって縦刃によって二本ほど切り裂いて、次に平刃で肉をえぐるという傷の入りかた。血が止まらなかったので休日診療に行きましたが、特段深い傷というわけでもなく、ボンドみたいなもの?で固めて、ガーゼに包帯で返してくれました。

しかし、キーボードが使いづらい。

さて。

今年は梅が早いですね。あちこちで咲き始めています。
写真は、荏柄天神の梅。

by melekai | 2009-01-25 16:12 | 鎌倉・花日記

CP932

Mac OS X Leopard で作成したメールがしょっちゅう文字化けします。

テクニカルな内容でも読んでみる?

by melekai | 2009-01-22 10:51 | Mac

老人か!?

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先週末から体調がよろしくない。熱はないし頭痛もないのだけれど、咳が止まらない。今朝長女を幼稚園に送ったついでに医者に行くと、こんなことをいわれた。

「お父さん。娘から父親に遺伝するってことはないですよね。つまり、娘さんのアレは、お父さんを受け継いでいるんですよ。喘息性気管支炎です。こんなことつづけてると、いつか本当の喘息になるから気をつけてくださいね」。

娘のアレとは、少し前に娘が肺炎になったことをさす。

思えば小さい頃から胸とのどが弱かった。小児喘息はひどかったほうで、毎日のように病院へ連れて行かれたことを覚えている。大人になってからものどはからっきし弱くて、カラオケは最初の4曲くらいまでしか持たない。飲み会でも、最後までしゃべり続けることができない。たいてい、のどがひどく枯れてしまうから。

早口だし、周囲にはおしゃべりだと思われているようですが、実は寡黙が好きだったりします...。

まぁ、引退したらのどに優しい(つまり気温の変化が少なくて湿度がそこそこある)南の島に移住しよう。

by melekai | 2009-01-20 22:20 | ヘタレの肖像

かぜよみ

かぜよみ(初回限定盤)(DVD付)

坂本真綾 / flying DOG


彼女の声が好きなので買ってしまいました。Eufonius に替えて通勤電車の中でヘビーローテさせてますが...。

30 Minutes Night Flight」のほうが好きでしたね。「かぜよみ」にはいろいろなタイプの曲がありますが、「30 Minutes Night Flight」以降に歌った曲を全部詰め込んだ、という感じでしょうか。アルバムを通じての統一感というのはあまりありません。というか,#2「トライアングラー」が浮いてます。楽曲が強すぎるのか。個人的に好きなのは #11「さいごの果実」,#14「かざみどり」です。

一枚のアルバムのすべての楽曲を菅野よう子で、というリクエストがネットを中心に多いようですが、「さいごの果実」を聴く限り、鈴木祥子の作るメロディーラインの歌い手として彼女には期待したいです。「坂本真綾、鈴木祥子を歌う」、そんなアルバムでませんかね...。

あ。

ことしはばんばん書きますライフログ。買った分だけ書きます。ライフログ...。

by melekai | 2009-01-20 02:28 | ライフログ

高笑い

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土曜日に長女がかみさんに連れられて映画を見に行きました。僕は次女(11ヶ月)と二人でお留守番。

...なんと心静かな一日だったことか。

長女とかみさんで外出してもらう機会を増やしてもらおうかと,ふと考えたりもしました。もしかしたら,長女の策略にはめられているかも?

by melekai | 2009-01-19 11:46 | 親ばか

シャングリ・ラ

シャングリ・ラ 上 (角川文庫)

池上 永一 / 角川グループパブリッシング

シャングリ・ラ 下 (角川文庫)

池上 永一 / 角川グループパブリッシング


本屋に平積みされているテンペストの評判がいいようなので、著者に興味がわきました。とはいえハードカバーは持ち家になるまで(いつだろう)なるべく買わないようにしているので、文庫本になっているシャングリ・ラを買ってきて読みました。

話は面白いです。最後まで一気に読ませます。ほどよく謎をふくんだまま、サイバーパンクなのかホラーなのか SF なのか格闘ものなのか、とにかくてんこ盛りの状態で最終ページまで読み進めます。セーラー服着たゲリラの首領である主人公の少女がブーメランを片手に、地球を守るために最強のニューハーフを従えて戦いまくる... とこう書けば下手なジュブナイル小説のようですが、筆に力があるので大人でも十分に楽します。というか、大人じゃないと楽しめないかも。

ただ、なんというか...。巻末の解説で筒井康隆氏が「この作品の長所でもあり欠点でもあるところは、すべてにわたって過剰であるということだ」と書いている通り、かなり過剰です。また、途中でずいぶんと記述が荒いというか、ご都合主義だなと思わせる展開が随所に出てきます。一例を挙げると、監禁されていた登場人物が脱走して主人のもとへと向かう場面がありますが、いきなり爆薬を使ったりマシンガンをうちまくったり、果てはロケットランチャーまで使います。さっきまで裸同然で監禁されていたのでは?その武器はどこから調達したの?と、どうしても頭の片隅で疑問に思ってしまう。

過剰さと荒さは別物だと思いますが、解説の筒井康隆氏によるとテンペストではシャングリ・ラに見受けられる欠点がほとんどないそうなので、テンペストが文庫本になったら忘れずに買いたいと思います。

なお、本書に登場するスーパーコンピューターは、Ada で基本ソフトが書かれています。フルメタのアームスレーブも人工知能が Ada で書かれてましたが、SF やサイバーパンクなどで Ada が好まれるのはなぜなんでしょうかね。Lisp という記述をみたことは、記憶にある限りありません。やっぱり地上初のプログラマと呼ばれた Ada Lovelace に対する尊敬なんでしょうか。それとも「凡人は C や Java を使う。天才はAda を使う」といった刷り込みでもどこかにあるんでしょうかねぇ...。

by melekai | 2009-01-18 21:31 | ライフログ

表現形態をえらばず...

ルパン三世「カリオストロの城」 (Blu-ray)

VAP,INC(VAP)(D)

珍しく仕事のストレスが両手からこぼれるほど溜まってしまったので,えいやで買ってしまいました。しかし Amazon め。全品常時 26% OFF とは。ついついポチっとやってしまうではないか。

「光学メディアはもういらん」と確かに書きました。はい。それからまだ一年もたってません。はい。でも買ってしまいました。脇腹の肉に反比例して精神が薄っぺらいですね。すみません。

結局,ブルーレイの再生ができるようになってから購入したのが「眠りの森の美女」と「カリオストロの城」。それから白状しますが,「ふもっふ」のボックスも持ってます。かみさんにはそろそろアニオタと思われている節が...。

でもねえ。1979年12月に封切りされたこの作品をあらためてみてみると,やっぱり思ってしまうのですよ。カリオストロ以降,これ以上にエンターテインな実写映画を邦画界は作り得たか,と。

ヘタな役者のヘタな芝居,ヘタなコマ割りにヘタなカメラワーク,おまけに脚本もヘタ。それなのに妙にゲージツしているなにかを延々と見せられたりなんかすると,「いっそアニメにしてくれ」と叫ぶ自分がいたりします。

そういえばラストサムライを見て,ハリウッド的勘違いのかずかずをひとまず棚上げにしてでも,「これをハリウッドに作られてしまうのが悔しい」と,エンディングのスタッフロールを見ながら思ってましたね。

ジャンルも表現形態もあまり選ばず,活字だろうと漫画だろうとアニメだろうとなんでも手当り次第に楽しめるクチなんですが,どうも実写の邦画だけは楽しめない体質のようでして...。

そうそう。コネタをふたつ。

銭形警部は昭和一桁世代である。今70代?
銭形警部がカリオストロ公国に乗り付けたパトカーは埼玉ナンバーであった。公道を走れるの?

おあとがよろしいようで。

by melekai | 2009-01-15 21:43 | ライフログ